8月の空に思う
ふと空を見上げて、ああ、あそこで確かに生きていたのだ
そう思うことがあります
あの頃の私、
きっと輝いていた
振り返れば、あの日々は宝石のように眩しく、誇らしく感じます
でも
あの8月
空はたくさんの命を奪いました
知っている人を、あれほどたくさん、
一瞬にして失うことが起こりうるなんて…
きっと、
戦争を経験された世代なら、そのような体験もお持ちなのでしょうけれど
あの8月が始まりかもしれない
大事な人を失う8月という月
今年また、
大切な人が逝った
Sちゃんのママ
私が実母以外に「ママ」と呼ぶ、ただ一人の人
あなたもまた、この8月に、突然逝ってしまいました
あの8月、
私の生存を心から案じてくださったあなたが、
あれから23年と10日
ママ、
突然すぎます
ママ、
どうぞ安らかに
空へ・・・! [1万メートル上空へようこそ]
吸い込まれそうな青い空・・・
冬の空・・・
寒いのは嫌い。
けれど冬の突き抜けるような空は好きです。
今年はいつまでも目を楽しませてくれる木々の彩り。
イチョウや楓を見上げると、底にあの、スカッとぬけた空が広がっています。
真冬のアンカレッジ、
厳冬の北海道、
凍てつくヨーロッパ
寒い季節の印象はなぜか強烈。
息が白い、を通り越して、
息がそのまま凍りになるほどのあの感覚
そこには常にあの青い空がありました。
翼広げて 飛び立っていきたいね、あの青い空
空に祈る [1万メートル上空へようこそ]
朝から雨です・・・
今の季節は、もう、春雨、とは言わないのでしょうか?
よく空を見ます。
空の顔は、時間ごとに変わります。
スカァ~~~~~っと晴れたぬけるような青空は気持ちいいけれど、でもどの表情も、みんな美しさを秘めているように思えます。
何年も何年も、あることを繰り返してきて、その習慣が今でも続いています。
朝、起きるとまず空を見る。
お天気を確認するのではなく、空を見ます。
もちろんお天気のことも考えるけれど・・・
「いいお天気だけど・・・かなり上のほうで雲が速く動いてるなぁ。上空は風が強いのかな。じゃ、今日は離着陸より、クルーズ中が揺れるかも・・・」なんて・・・
もう、今の生活には関係ないのだけれど・・・
先日、庭から空を見上げたら、アプローチ中の飛行機が次から次へと現れて、去っていきました。夕方の到着ラッシュの時間帯です。視界から消えた到着機は、もう少し空港に近い場所まで行って、そこで管制からの着陸許可を待つのでしょう。
飛び立って、上昇し、雲の向こうに消えていく飛行機に、「行ってらっしゃい」と心でつぶやき・・・
空港に向けて徐々に高度を下げていく飛行機に、「無事にフライトを終えますように」と願います。
おそらく私の中では一生続くと思われる、ささやかな習慣です。
Breakfast at HOTEL [おやびん的旅観]
日付変更線 [1万メートル上空へようこそ]
(何かしら? ぬけるような青空に謎の飛行物体)
ずっと不思議に思ってることがあります。
ご存知の方がいらっしゃったら、ぜひ教えてください。
船での世界一周・・・船の中の時間ってどうなっているのですか?
日本ではない日本 [おやびん的旅観]
飛行機で始まる旅行がとても好きです。
飛行機と縁の深い家に生まれ育ち、大きな空港のお膝元に実家があることも影響してるかもしれないけれど。
列車や車の旅も好きです。でも、飛行機って・・・ちょっと違う。
離陸した瞬間、違う空間に切り替わるような感覚があります。大げさに言うと、「もう、さっきまでの私じゃない」っていうような。
余り経験がありませんが、船旅ももしかしたら、そんな感じがするのかもしれませんね。
ハッチが閉まり、埠頭を離れる・・・新しい空間の、違う時間が漂い始める。
「雲の上はいつも青空」 [1万メートル上空へようこそ]
表題は本の題名です。
読んだのは随分昔のことだから、もう、書店にはないかもしれませんね。
退職したばかりの客室乗務員が、仕事の日々を懐かしみ、思い出を大事に大事に、紐解くように綴ったエッセイでした。
とかく「スッチーもの」は軽薄で、時にエッチっぽいものも多くて余り読みませんが、この著書はとても楽しく拝見した覚えがあります。(もう書いた方のお名前も覚えていません。実家の本棚を引っ掻き回したら、見つかるかな)
「雲の上はいつも青空」
世の中は始業式だし・・・ [初めまして]
新しいブログを始めるにはいいシーズンかもしれないね。
何を綴ろうか・・・
自分の生きてきた日々のこと、家のこと、家族のこと、仕事のこと、趣味について・・・それから、書きかけで放り出してきてしまった旅のレポートもあるし・・・
明るく楽しく、でもまじめがモットー、時にはちょっと深刻な話題も含めて・・・
本日のメイン・・・骨付きもも肉のポトフ